新築注文住宅で10年以内に故障しやすい住宅設備5選とは?
2024.09.26
#お金のハナシ
新築注文住宅を考える際、最新の設備を取り入れた機能的な住まいにされたいとお考えの方が多いでしょう。しかし、住んでからのメンテナンスについては新築注文住宅の内容がほぼ決まった後に初めて知ることになった、という方も少なくありません。
家は建てた瞬間がゴールではなく、その後も何年、何十年と長く暮らしていくものです。
いくら最新の設備を搭載していても、毎日使うことでいつかは故障したり、不具合が生じたりして、交換が必要になるタイミングが訪れます。
そのため、住宅設備において故障しやすい設備について知っておくことは、維持管理や修理費用の計画においてとても重要です。
そこで今回は10年以内に故障しやすい住宅設備5選と一般的な補修費用をご紹介します。
故障しやすい住宅設備5選
給湯器
給湯器は多くの場合7〜10年が寿命とされています。使用頻度が高く、内部の部品が劣化しやすいため、定期的なメンテナンスがない場合、特に故障するリスクが高まります。とりわけ冬場は負荷がかかり、故障しやすい時期となります。
補修費用: 約2万円〜10万円(部品交換)
※全体交換の場合は給湯器種別によって異なりますが、約15万円〜30万円が相場です。
エアコン
エアコンは使用頻度や設置環境によって異なりますが、約10年が耐用年数とされています。内部のフィルターやコンプレッサーが劣化することで冷暖房の効きが悪くなり、最終的には故障することが多いです。
補修費用: 約1万円〜5万円(軽微な修理やガス充填)
※コンプレッサー交換などの大規模修理の場合は5万円〜10万円。全体交換はエアコン種別や容量によって異なりますが、約10万円〜20万円くらいが相場です。
トイレのウォシュレット
トイレのウォシュレットは電気部品を多く含むため、特に使用頻度が高い家庭では故障しやすい傾向にあります。平均的な寿命は約8〜10年とされており、本体ポンプやノズルの目詰まり、電気回路の故障が主な原因です。
補修費用: 約1万円〜3万円(部品交換や清掃)
※ウォシュレット本体の交換は、種別で異なりますが5万円〜10万円が一般的です。また便器一体型の場合はウォシュレットのみの交換ができない場合があるので注意が必要です。
換気扇
換気扇は、キッチンや浴室など湿気や油分が多い場所などで特に劣化が早く、約7〜10年で故障することが一般的です。モーター部分の劣化やフィルター詰まりが原因で、換気機能が低下し、最終的に動かなくなることが多いです。
補修費用: 約5千円〜2万円(モーターやファンの交換)
※新しい換気扇の設置は種別によって異なりますが、約2万円〜5万円が相場です。
食洗機
食洗機は家事短縮に便利な設備ですが、水や洗剤に頻繁にさらされるため、内部部品の劣化が比較的早い傾向にあります。平均的な耐用年数は約7〜10年で、特に水漏れやヒーターの故障が主なトラブルの原因です。
補修費用: 約1万円〜3万円(軽微な修理)
※全体交換の場合は種類によりますが、約7万円〜15万円がかかることが多いです。
まとめ
今回は10年以内に故障しやすい住宅設備5選と一般的な補修費用をご紹介しました。
これらの設備は日常的に使用されるため、その分劣化も早くなります。
突然使用できなくなると困ってしまうものばかりですが、普段からの使用時にお手入れをすることで故障のリスクを減らし、設備の寿命を延ばすことにつながります。
新築注文住宅を検討するタイミングで、設備の保証期間やメンテナンス方法、補修費用についても確認しておくと安心です。
エルクホームズでは暮らしの快適と安心をサポートするため、住宅設備について最長10年間にわたりメーカー保証とほぼ同等程度、全体交換まで対応可能な保証をご用意しております。
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