メンテナンスを楽に!庭をコンクリートにするメリット・デメリットとは?
2023.12.07
#家づくりノウハウ
新築注文住宅を検討されている方の現在のお住まいを伺うと、アパートやマンションなどの集合住宅にお住まいの方がほとんどです。
そのため、新築後が「初めての庭のある生活」となる方が多く、庭づくりに関して具体的なイメージが湧きづらいというお声もよく伺います。
また庭がある生活に対し、「お手入れが楽な庭にしたい」「雑草処理が面倒くさい」とメンテナンス面への不安を抱かれる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はメンテナンス面に優れている、コンクリートの庭についてご説明します。
コンクリートの庭はメンテナンスが楽
コンクリートで作る庭はメンテナンスがほとんど必要ないため、維持がとても楽なのがメリットです。
草取りの手間はほとんどありませんし、ブラシで擦ったり高圧洗浄機で洗浄したりするなど、汚れたときの掃除も容易です。
庭の日常的なメンテナンスで挙げられる作業は「草取り」と「掃除」ですので、この2つのメンテナンスが楽なコンクリートは、大変メリットの高い素材と言えるでしょう。
庭をコンクリートにするメリット
雑草処理の手間が減る
雑草が生えるには、日光と水と空気が必要です。そのため庭をコンクリート敷きにしてしまえば、草はほとんど生えてきません。
共働き世帯の方やご高齢の方など、日ごろ庭のお手入れをするのが難しい方は、その手間を大幅に減らすことができます。
耐久性があるので駐車場としても使える
庭をコンクリート敷きにすると、駐車場としても使えるようになります。
コンクリート敷きにする場所が道路に面した場所であれば、車が入りやすく便利な駐車場として使えます。
コンクリートは耐久性が高いため、車などの重量物が上に乗っても耐えることができます。
雨が降っても足元がぬかるみにくくなるため、愛車を汚したくない方や、小さなお子様がいらっしゃる方にとってもメリットになります。
汎用性が高く色々な用途に使えるようになる
コンクリート敷きのスペースは汎用性が高く、様々な用途に使えます。
バーベキューをしたり、バスケットゴールを設置したり、愛車をメンテナンスする場にしたりと、使用用途は無限大です。
テントやカーポートなどの屋根をつければ夏場にプールをする場所として使うこともできるため、特にこれから生活スタイルがどんどん変わっていく子育て世代におすすめです。
アレンジがしやすくおしゃれになる
庭をコンクリート敷きにすると、外観がおしゃれになります。
一面コンクリート敷きにすればスタイリッシュな外観になり、モダンな家との相性抜群です。
またイメージを少し変えたくなったときにもアレンジがしやすくなります。
コンクリート敷きにしたところに一部人工芝を敷いてみたり、レンガやタイルを敷いてみたり、少しアレンジをするだけでもイメージが変わるでしょう。
定期的に庭のデザインや配置を変えたい人にもおすすめです。
庭をコンクリートにするデメリット
初期費用がかかる
庭をコンクリート敷きにすると、そのままの状態と比べて初期費用がかかります。
費用だけではなく施工日数もかかるため、入居後にエクステリアを施工する場合やリフォームで土間コンクリート打設をする場合は、他に駐車場を用意する必要があります。
夏は暑くなる
庭をコンクリート敷きにすると、照り返しがきつくなり夏は暑く感じる可能性があります。
暑さを和らげるには、打ち水をしたりオーニングなどを設置したりして、室内に日差しが入らないように工夫をするといいでしょう。
撤去するときの費用が高額
庭をコンクリート敷きにすると、撤去するときの費用が高額になります。
土間コンクリートの打設は、基礎工事をしてコンクリートを流し込んで行います。
そのため、撤去するときは専門業者に依頼をする必要があり、費用が高額になります。
頻繁に行う作業ではありませんが、土の庭に戻したくなってもすぐに行えるわけではないので注意が必要です。
まとめ
庭をコンクリートにすると、雑草の処理が不要となり、住まいの美観をより手軽に維持できることがメリットです。
メンテナンスに費やす時間を他のやりたいことに充てることができるので、その分自由に使える時間が増えます。
新築注文住宅を建てて趣味の時間を充実させたい方、家族との時間を楽しみたい方にとって、今回の記事が参考になれば幸いです。
また一言に庭と言っても、デザインや素材などその選択肢は多岐にわたり、どれが一番自分たちに合うものなのかが分かる方は少ないかと思います。
山口・広島で高品質な住まいを作り続けているエルクホームズには専任のエクステリアプランナーが在籍しており、建物に合わせた外構プランをトータル提案させていただきます。
新しい住まいの庭造りを後悔したくない方は、ぜひ一度エルクホームズにご相談ください!