山口県・広島県で安心して暮らせる住まいづくりを。住宅の防犯対策をご紹介!
2025.03.13
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近年、住宅への侵入犯罪が多様化し、住まいの防犯対策の重要性が高まっています。
せっかく新築注文住宅を建てるなら、建てた後も安心して暮らせる環境にしたいですよね。
空き巣や不審者の侵入を防ぐためには、日頃から周囲の防犯状況を把握し、住まいに適切な設備や対策を取り入れることが必要です。
今回は新築時に考えておきたい戸建て住宅の防犯対策についてご紹介します。
まず初めに、山口県・広島県で発生している侵入窃盗についてご紹介します。
令和6年度の侵入窃盗事件は山口県で238件(前年比+8件)、広島県では374件(前年比+38件)と令和5年度から増加しており、決して他人事ではない事態になっています。
(山口県警察「刑法犯認知件数推移状況」、広島県「令和6年(2024年)の犯罪発生状況」より)
次に、日本全国で発生している侵入窃盗についてです。
さまざまな防犯設備が登場している現在では、平成15年から令和4年まで、侵入窃盗の認知件数は減少傾向にありました。
しかし、令和5年の侵入窃盗事件は44,228件と令和4年から約7,500件増加しており、このうち住宅対象の侵入窃盗は18,379件もありました。
侵入窃盗のうち半数近くが住宅を狙ったものということになります。
また、侵入窃盗の住宅形態別認知件数では「一戸建て住宅」が13,490件と最も割合が多く、全体の73%にもなります。
(警視庁「刑法犯に関する統計資料」より)
新築注文住宅を建てる前に考えておきたいポイント
ここまでのデータを見れば、戸建て住宅を新築する際には防犯対策を無視してはいけないということがわかると思います。自分が空き巣被害に遭わないためには、どういった事を考えておけば良いのでしょうか?
・建築予定地の周辺環境をチェックしておく
新築戸建て住宅の建築時に検討しておくべき防犯対策として、まず重要なのが、そもそも空き巣犯が犯行を嫌う状況を作るということです。
例えば、日ごろからご近所づきあいを小まめに行う、周辺住民と協力してゴミ出しのルールは守るなどが、地域全体として防犯対策にとても有効だと考えられます。
しかし、後から自分で環境を変えていくことはなかなか難しいので、土地探しの際には可能な限りで周辺環境をチェックしてみましょう。
・空き巣犯の狙いやすい環境になっていないか確認する
空き巣犯は他人の目から隠れながら犯行を行いますので、空き巣犯が隠れやすい環境になっていないかは要チェックです。
通りから戸建て住宅の敷地内が全く見えないようなつくりだと、安心して窓などを破り侵入されてしまいます。
土地を探す際には近くに古い建物や古い生垣など通りから死角になるような障害物が無いか、建築予定地が決まった後は使い勝手と見放しの良さを両立できるようなお庭の計画を心がけるといいでしょう。
新築注文住宅を建てる際に取り入れたい防犯対策
また、犯行を防ぐには、侵入するのに「時間がかかる」と思わせることも非常に重要だと言われています。
具体的な戸建て住宅の防犯対策をご紹介しますので、目的に合うものを導入してもいいでしょう。
・玄関の鍵にスマートコントロールキーを導入する
玄関からの侵入の多くがピッキング被害によるもの。そこで有効とされているのが「スマートコントロールキー」です。
スマートコントロールキーは昨今自動車の鍵などでも多く見られる、鍵穴に鍵をささずに開錠ができる電子錠のことで、一見鍵穴が見当たらず、自動ロック機能などもある為、ピッキング防止に役立ちます。
・屋外照明や防犯砂利を導入する
空き巣などの多くは夜間の留守や就寝中に侵入するものだそうです。
したがって、この対策としては屋外照明を取り付けたり、防犯砂利で音を出したりするなどの方法が有効的です。
・防犯カメラを設置する
防犯カメラは、犯行の証拠を撮影するためのものと考えられがちですが、カメラがあるというだけで家に近づきづらくなる為、犯罪の抑止効果もあります。
まとめ
今回は、新築戸建て住宅の購入を検討した際に、皆さんが注意しておきたい家の防犯対策についてご紹介しました。
以前に比べて減少傾向であるとはいえ、毎年多くの空き巣被害が発生しているということを忘れてはいけません。住宅の防犯対策は、一つの方法だけではなく、「事前の情報収集」と「防犯対策の導入」と「侵入しにくい環境づくり」の組み合わせが重要といえます。
現在、山口県・広島県で新築注文住宅をご検討されている方で「防犯対策について考えたい」という方は、ぜひ一度お近くのエルクホームズにご相談ください。
エルクホームズには、設計士に加え、外構のプロであるエクステリアプランナーも在籍しており、建物の中と外で、お客様のご要望に適した防犯対策をご提案させていただきます。