ダイニングテーブルの選び方のコツとは?
2024.04.18
#家づくりノウハウ
新築注文住宅で快適な住まいを叶えるにはどんなことに気を付ければいいでしょうか。
趣味のスペースを作ったり、大きな吹き抜けを作ったりと間取りをこだわりたいと考える方は多いのですが、こだわった間取りに合わせた家具選びも重要です。
実際の住まい方や家族構成に合っていない家具を採用すると、せっかくの間取りが生かせない可能性もあります。
数多くある中でもダイニングテーブルは大きく存在感がありますが、なかなか買い替える機会の少ない家具です。どんな種類のダイニングテーブルを選び、どうレイアウトするかによって部屋の印象は大きく変わります。
そこで今回は、ダイニングテーブルの選び方のコツをご紹介します。
ダイニングテーブルに必要な大きさとは
テーブルで食事をする時に1人あたりに必要なスペースは「横幅が60cm・奥行きが40cm」といわれています。家族で使用する場合は「1人当たりに必要なスペース」×「家族の人数」がダイニングテーブルに必要な天板サイズです。
まずはこれを基本に、来客の有無やそれぞれの暮らし方に合わせて最適な大きさのもの選びましょう。
ダイニングテーブルは大きい方がいい?
ダイニングテーブルは食事をするための場所と考えられてきましたが、現在はさまざまなシーンで使われています。
共働きが増え核家族化が進む現代において、ダイニングテーブルで向かい合ってする食事は家族のコミュニケーションを支える役割も担っています。十分なコミュニケーションを取るためには、お互いの顔が見えることが大切です。住まいにダイニングテーブルがあれば、複数人が座ってお互いの顔を見ながら話せます。
またダイニングテーブルは、勉強や仕事をする場にもなります。子どもが宿題をしたり、テレワーク中の親が仕事をしたりするにも便利です。家族で一緒に使える大きさのダイニングテーブルがあれば、お互いに何をしているか把握して、適切なコミュニケーションを取ることもできます。
テーブルの天板の形状はどれがいい?
新築注文住宅のダイニングテーブルを選ぶ時は、天板の形状にも注目しましょう。大きく四角か丸形に分かれますが、場所や使用人数にあわせて決めるのがおすすめです。
長方形・正方形の天板
一般的なダイニングテーブルの天板は長方形のタイプです。1~2人用なら正方形タイプもあり、どちらも四角い間取りの中でレイアウトしやすい形状です。天板を広々と使え、仕事や勉強など資料を広げる必要のある際にスペースを有効活用できるのも魅力。並んで座ったり、向かい合って座ったりとシーンにあわせた使い方もできます。
丸形の天板
カフェやレストランなどで見かけることが多い丸形のダイニングテーブルは、隣に座っても向かい合わせに座っても相手の顔が見やすいのが特徴です。そのため、コミュニケーションが取りやすいというメリットがあります。
また、座る人数を限定しないのも魅力なので来客が多い家にもおすすめです。どの位置にも座ることができ、奇数の人数でも均等な間隔で座れます。
ダイニングテーブルまわりに必要なスペースは?
新築注文住宅のダイニングテーブルは大きい方がいいと言っても、生活動線を邪魔しないように、ダイニングテーブルのまわりにはある程度のスペースを確保しておく必要があります。
椅子を引いた時の壁までの距離や、椅子に座っている時に後ろを通る人のスペースを考えてテーブルをレイアウトしましょう。配膳をしたり、片づけたりで想像以上にダイニング周りは人が行き来します。
部屋のスペースに対して動線が確保しにくい場合は、テーブルの短辺を壁に付けたり、ダイニングチェアの代わりにベンチを採用するなど工夫をすることでレイアウトしやすくなります。
まとめ
今回は新築注文住宅のダイニングテーブルの選び方のコツをご紹介しました。
大きさや形だけでなく、動線の確保など、ダイニングテーブル1つを選ぶにも考えなければいけないことがたくさんあるな、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
その場合、難しいところはプロに任せるといいでしょう。
エルクホームズには専任のインテリアコーディネーターが在籍しており、お客様の理想の暮らしや住まい方一邸ずつに合わせたインテリアプランをご提案いたします。
家具の最適な大きさをご提案するのはもちろん、色彩や素材感を巧みに組み合わせながら住まい全体のコーディネートをおこない、プロならではのワンランク上の暮らしを叶えます。
山口県・広島県にお住まいで新築注文住宅の家具選びを失敗したくない方は、ぜひエルクホームズの住まいづくりをご検討ください。