エルク通信 エルク通信

  1. HOME
  2. エルク通信
  3. 憧れの「天井の高い家」を建てたい!メリットとデメリットは?

憧れの「天井の高い家」を建てたい!メリットとデメリットは?

2024.05.23

#家づくりノウハウ

新築注文住宅を検討されている方に現在のお住まいをお聞きすると、アパートなどの「賃貸住宅」と答える方がほとんど。そんな皆さんにとって、「天井の高い家」は人気のプランの1つです。

開放感のある吹き抜けや勾配天井など、戸建て住宅ならではの間取りに憧れている方も多いでしょう。

 

しかし、天井の高い家にはメリットだけでなくデメリットも存在します。思っていたものと違っていた…とならないように、新築注文住宅の検討する段階でしっかり把握する必要があります。

そこで今回は憧れの住まいづくりを叶えたい方へ、天井の高い家のメリットとデメリットをご紹介します。

 

 

 

「天井の高い家」の天井高はどれくらい?

 

現代において、一般的な住まいの天井の高さは2,400mm前後です。

昔ながらの古民家などでは2,000mm程度の天井高の住宅もあったのですが、日本人の平均身長がだんだんと高くなっていることや、和室で床に座る生活から洋室でソファやイスに座る生活に変化したことから、より天井が高くなっていきました。

これに対して「天井の高い家」と呼ばれる家の天井高は、2,600mm~3,000mm程度の物が多いです。

 

ちなみに日本で暮らす私たちの生命・健康・財産が守られ、安全に快適に暮らせるように最低限の基準として定められた建築基準法では、居室の天井高は2,100mm以上とされています。この基準より高い分には制限がないため、天井高の標準設定は住宅メーカーや工務店によって異なります。

 

 

 

天井の高い家のメリット

 

開放感が得られる

基本的に、天井が高いほど開放感のある空間を作ることができます。

リビングなど家族が集まって長く滞在するような部屋には、明るさや開放感があると嬉しいですよね。天井が高いと縦空間が広がるため、より広く感じられゆとりのある空間となります。

単純に天井を高くするほか、2階部分に部屋を作らずに天井まで吹き抜けにしたり、屋根裏部分までを勾配天井にしたりする間取りも人気です。

 

採光の確保ができる

天井が高い部屋は、高い位置に窓をつくることができます。

1階の部屋が暗くなってしまう原因に、天井が低く窓から入る光も限られてしまうという点がありますが、天井を高くして高窓を設けると、より多くの光を室内に入れることができます。

隣家との兼ね合いや道路からの視線などで日中なかなかカーテンが開けられないという場合でも、高窓があれば明るい部屋になります。

 

間取りの自由度が増す

天井を高くして縦空間を広げることで、中二階や半地下などといった自由な空間を作ることが可能です。1つの階層に複数の高さのフロアが設けられた間取りのことをスキップフロアと呼びますが、縦の空間を利用することで扉や壁を使わずに空間を緩やかに分けることができます。

内観もおしゃれになり、InstagramなどのSNSでも人気の間取りです。

 

 

天井の高い家のデメリット

 

空調費が掛かることがある

天井が高くなると部屋の体積も増えるため冷暖房効率が下がってしまい、夏や冬は快適な室温を保ちづらくなる可能性があります。

冷暖房効率が下がると光熱費が上がってしまうのも注意です。断熱性と気密性が高い住まいであれば室温を安定させやすくなるので、高天井のある住まいをご検討の方は、高断熱・高気密の住まいづくりをしているメーカーを選びましょう。

 

コストの負担

天井が高くなると壁の面積が増えるため、材料費や施工費が高くなります。

わかりやすいのは内装クロスです。クロスを貼り替える量が増えますので、新築時だけでなく、数十年後のクロス貼り替えの費用も通常より高くなります。足場の組み立てなどで追加の費用が必要な場合もあります。

また、カーテンを選ぶ時も注意が必要です。高い天井に合わせてリビングなどの掃き出し窓も高くしてしまうと、規格サイズではカーテンの丈が足りなくなります。

規格サイズ以上の長さが必要な場合はオーダーサイズとなり追加費用が掛かります。

 

掃除やメンテナンスが大変

高い位置に取り付けた窓は自分で掃除や開け閉めなど日常のメンテナンスが難しくなる傾向があります。

また、高いところに設置した照明の電球交換はひと苦労です。

窓の開け閉めは電動にする、汚れの目立ちにくいガラスや壁紙を選ぶ、LED電球を採用するといったことも検討しましょう。

 

 

 

まとめ

今回は憧れの住まいづくりを叶えたい方へ、天井の高い家のメリットとデメリットをご紹介しました。

高い天井による開放感はとても魅力ですが、例えば寝室や和室などは低い天井の方が落ち着きが生まれて過ごしやすいこともあります。

実際に住まう方の好みや暮らし方に合わせて適切な高さを選ぶのが良いでしょう。

 

エルクホームズには経験豊富な設計士が在籍しており、お客様の理想の暮らし方に合わせて一邸ずつ自由設計での住まいづくりを行っています。

またエルクホームズの新築注文住宅は標準仕様で高気密・高断熱。もし吹き抜けのある大空間を作っても、外気温に影響されずに魔法瓶のように空調された最適な温度をしっかりと維持するので、年中快適に過ごしていただけます。

 

山口・広島でおしゃれで快適な住まいづくりを叶えたい方は、エルクホームズの展示場をぜひ一度ご体感ください。

 

 

来場予約はこちら

 

施工実例はこちら


ページトップに戻る
ページトップに戻る