性能や間取りで決まる?住まいの花粉症対策
2023.04.20
#性能のハナシ
寒い冬が終わり暖かい日も増えた頃、春の訪れを感じますよね。
お出かけにぴったりな季節ではありますが、毎年花粉症の症状に悩まされている方も多いかと思います。
現在において、日本人の2人に1人は花粉症を患っていると言われるほど多くの患者がおり、花粉症はまさに国民病と言ってもいいものになっていると考えられます。
外出した際に、目のかゆみやくしゃみなどに悩まされるというのが多くの方が考える花粉症のイメージですが、最もつらいのは「自宅にいるのに花粉症の症状に悩まされてしまう」と言う状況ではないでしょうか。
実は目には見えない、非常に微細な粒子である花粉は、家の小さな隙間からでも室内に侵入してしまうため、住まいの性能によっては自宅でも花粉症の症状が出てしまうことは少なくありません。
また、間取りによっては外から持ち込んだ花粉をそのままリビングや寝室に入れてしまい、建てる前よりも症状がひどくなった…なんてことも。
注文住宅を建てる時、建物の外観デザインやおしゃれな間取りについ目を奪われてしまいますが、実際に住んでみた時にどんなデメリットがあるのかもしっかりと検討しておかなければいけません。
そこで今回は、注文住宅を建てる際にできる住まいの花粉症対策についてご紹介します。
高気密住宅を選ぶ
高気密住宅とは、隙間がほとんどない家のことを言います。
住まいの気密性能が低い家の場合、窓を閉め切っていても給排気口やサッシのすき間、スイッチなどの隙間から空気が入り、それとともに花粉が侵入することがあります。
住まいの隙間は窓などの開口部と違い、自分で開けたり閉めたりができないため、常に花粉症の心配にさらされてしまうことになってしまうのです。
それを防ぐためには、しっかりと気密性が保たれた高性能の注文住宅を選ぶといいでしょう。
熱交換換気システムを採用する
高気密住宅は、空気の清浄性を保つために24時間換気設備を設けることが義務付けられています。
エルクホームズの24時間換気システムは、排気と吸気を設備機器で行うため、窓を開けずに換気することが可能です。
室内で発生した二酸化炭素やニオイなどを室外に排出しながら、外気に含まれる花粉やホコリはフィルターを通して除去します。
また、排出する空気の熱エネルギーを回収して再利用する全熱交換型換気のため、室温をほとんど変えずにキレイな空気に入れ替えることができます。
「花粉の季節には窓を開けたくない」という方には特におすすめです。
花粉を持ち込まない間取りの工夫
せっかく性能の高い注文住宅を建てても、玄関から花粉を持ち込んでしまっては効果が半減してしまいます。
間取りも工夫することで、より花粉を持ち込まずに生活することができます。
・シューズクローゼット
玄関に大きなシューズクローゼットを設ければ、靴の収納以外にも上着を掛けたりバッグを置いたりするスペースを確保できます。
コートの着脱をシューズクローゼットで行なえば、室内に花粉を持ち込みにくくなります。
いつも着るものの場所が決まることで、生活動線も便利になり家事楽にもつながります。
・ただいま手洗い
洗面室といえば、浴室の手前で脱衣所を兼ねた空間となっているのが一般的です。
しかし、洗面スペースを玄関のすぐ近くに配置すれば、家に帰ってすぐに手洗い・うがいで花粉を洗い流すことができます。
花粉症だけでなく、感染症対策としても有効です。
・室内干しスペース
室内に物干しスペースがあれば、花粉の付着を気にせずに洗濯物を乾かすことができます。花粉の季節以外に、天気が悪い日や梅雨の季節も気兼ねなく洗濯することができ便利です。
エルクホームズの全館空調システムは部屋干しとの相性も良く、多くの方がランドリールームを採用されています。
まとめ
花粉症対策のポイントは「持ち込まないこと」「除去すること」。
性能の高い注文住宅を選ぶことと、花粉を持ち込まない間取りの工夫をすることで、つらい花粉の季節も快適に過ごすことのできる住まいづくりが叶うかもしれません。
エルクホームズは高気密高断熱の高性能住宅を作り続け、2020年度のハウスオブザイヤー大賞受賞や、2021年度省エネ大賞受賞、ZEHビルダー最高ランクの連続受賞など、第三者機関からも評価されています。
全館空調の家「ラ・プラス」の快適な温熱環境はエルクホームズの展示場でご体感いただけます。
ぜひ、お近くの展示場へ足をお運びください。
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