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新築注文住宅で失敗しないソファ選び

2021.12.09

#家づくりノウハウ

新築でソファを買う前に知っておきたいこと

 

リビングの家具の主役といえば、“ソファ”が思い当たりますが、新築などの家づくりや引越しを機に、ソファを新調しようと思っている方も多いのではないでしょうか?
そんなリビングに無くてはならないソファ。選び方を間違えてしまうと反対にリビングが狭く見えたり、配置によっては邪魔になったりするケースもあります。

そこで今回は、リビングに置くソファについて、どういう視点で選ぶと部屋に馴染んで使いやすいかを検討していきたいと思います。

 

 

 

新築でよく利用するソファの大きさ

 

まず、ソファのサイズはどれくらいあるかご存知ですか?家具メーカーから色んな形のソファが出ていますが、ソファのサイズの目安は、以下の通りです。

【2人掛け】       幅1,500㎜〜 奥行800㎜

【2.5人掛け】   幅1,800㎜〜 奥行850㎜

【3人掛け】       幅2,200㎜〜 奥行900㎜

このくらいのサイズがひとつの目安となってきます。

こうして見てみると、ソファのサイズに関わらず1人が座るのに幅が約700㎜必要になってくるのが分かります。では、そんなソファを一度図面の中に入れて見ましょう。

 

こちらのプランでは3人掛けのソファのサイズを入れています。実際に図面にソファを記載してみるとソファはこのくらいのサイズ感になります。

 

こちらのプランは2人掛けのソファを配置。リビングの大きさによってソファ選びも変えることをお勧めします。

ソファは置くだけではなく人が座ってくつろぐことで始めて役割を果たすものです。足元にスペースが必要となりますし、ソファの横の動線を確保することも考えなければいけません。暮らしにゆとりを与えるためにも、ソファまわりのスペースを確保しておく必要があります。目安としてはソファの周りに最低300㎜、正面には500㎜くらいのスペースは欲しいものです。

家具屋さんなどで家具を見るとついついデザインや質感に目が行ってしまい、ソファ本体のサイズが部屋に入るかどうかだけしか確認しないことが多いですが、実際にはソファの周りのスペースも含めて部屋に馴染むかという点も大切なチェックポイントになります。

新築を検討される方は、ハウスメーカーに常駐するインテリアコーディネーターに同行してもらい、家具選びをされると間違いありません。色味やデザインのほか、サイズも間取りに合ったものを選定され、空間を邪魔しないソファを選ぶことができます。

すでにソファをどのようなものにするか決めている方や、憧れのソファを取り入れたいなどの要望がある方は、実際にソファの大きさがリビングの広さに合っているか、家の間取りの中にソファを入れてみるとリビングの空間を確認することができます。

新築を建てられる際、ハウスメーカーに使用するソファや目当てのソファを伝え、間取りに希望のソファを取り入れてもらうとイメージがしやすいかもしれません。

 

新築の暮らしでソファの利用頻度

 

 

新築のリビングにソファを入れる場合、ソファは長く使うものだし家族みんなが座れるサイズのものを入れたいと考える方は多くいらっしゃいます。
では、実際にソファはどれくらい使うものなのでしょうか?
同じ家族であっても、年齢や時間が経つにつれて距離感は違ってきます。

リビングという家の中心スペースにあまり使わず存在感のある家具を置くことほどもったいないことはありません。そのため、ソファを買う前にソファは実際どれだけ使うのか。また、どのような使い方をするのがあなたの生活に合うのかを一度考えて見ることが大切です。

誰も使わないソファになったり1人しか使わないソファになったりしないかなど、こういったことも意識しながらソファ選びをされるといいかもしれません。

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