「標準仕様」を知って後悔しない住まいづくりをしよう!
2023.11.16
#家づくりノウハウ
注文住宅でのお家づくりを考えていると「標準仕様」という言葉を目にしたり、耳にしたりする機会があるかと思いますが、この「標準仕様」について、実はどういうものかよく分からない…という方も多いのではないでしょうか?
実は、ハウスメーカーや工務店の比較をするうえで大切な「ものさし」となる要素なのです。
今回は、注文住宅を考えるにあたって必ず理解しておくべき「標準仕様」について解説していきます。
注文住宅における標準仕様とは?
注文住宅における標準仕様とは、住宅会社ごとや、その商品ごとに決められている「住宅の基準となる仕様」を意味します。
その内容については、あくまでもそれぞれのハウスメーカーや工務店などが提供している「標準」の仕様となりますので、どのハウスメーカーで建築しても必ずこの仕様になる、というものではありません。
家を建てるイメージをしていただくと分かるように、注文住宅の建築には、建材や設備など、必要となってくる項目がいくつかあります。
例えば、外壁材、内装材、玄関ドア、床材、キッチンやお風呂といった設備などが挙げられますが、沢山のメーカーがある中、一から全てを決めようとすると大変な労力がかかります。
そのため定番品などに絞り、これらのグレードは標準仕様として決められていることがほとんどです。
また、建材や設備以外に、住まいの暖かさや換気システムなど、住宅性能に直結するものも各ハウスメーカーによって「標準仕様」が異なってきます。例えば、工法や窓、断熱材などがあります。これらも目には見えませんが、住まいを構成する大切な要素です。
標準仕様とオプション仕様の違い
「標準仕様」とセットで耳にする言葉として「オプション仕様」があります。
「オプション仕様」とは、主に追加費用が発生するものを指します。
注文住宅では、ほとんどのメーカーで標準仕様となっている設備をグレードアップするなど、「標準仕様」ではないものを選択することができます。
これが「オプション仕様」です。
「オプション仕様」を取り入れることでコストは上がってしまいますが、そのぶん性能や使い勝手が向上するなど、自身が納得いく住まいをつくり上げていくことができます。
また「オプション仕様」には魅力的なものが多いため、ついあれもこれもと取り入れたくなってしまいますが、商品によっては大きく追加金額が掛かるものも存在します。
そのため、実際の生活をイメージしながら、本当に必要かを吟味することが大切です。
コストと仕様のバランスを大切に
標準仕様はハウスメーカーごとに大きく異なります。そのため、「これは標準仕様だろう」と確認しないまま進めていくと、自身の予算に見合わない計画をしてしまう可能性があります。
もし、その商品を住まいに取り入れたいと思いオプション仕様にする必要性が出てくれば、その分かかる費用も変わってきます。したがって、自分の理想の家をつくるためには、コストと仕様のバランスを考えていく必要があります。
反対に、標準仕様が自身の好みに近いハウスメーカーを選択すれば、より手軽に自分に合う住まいに仕上げやすいとも言えます。
また、住宅の性能面の強化については、建築後の変更は難しいとされています。
構造躯体、断熱性、耐震性など後悔のないように、各ハウスメーカーの「標準仕様」の性能をあらかじめ確認することをおすすめします。
標準仕様外で大きな追加費用が発生するケースが多いため、性能面にこだわりのある方は「標準仕様」で高性能かつ快適な住まいが実現できるハウスメーカーを探すと良いでしょう。
理想の住まいを実現するために
分譲住宅のように実物を見ながら比較のできない注文住宅を検討する際、標準仕様はハウスメーカーを比較するための重要な基準となります。
理想の住まいを実現するために、ハウスメーカーごとの標準仕様は必ず確認しておくようにしましょう。
もし住まいに取り入れたい商品がある場合は、それを使えるか、それくらいの費用が掛かるかなどをあらかじめ担当営業に相談しておくと安心です。
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