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デザインも機能も!失敗しない壁紙選びのポイントとは?

2024.05.02

#家づくりノウハウ

近年、SNSの普及により住宅雑誌だけでなく、InstagramやPinterestなどの様々な媒体から住宅情報を得ることができるようになりました。
様々なテイストのお家を見ることができ、わくわくする反面、どんなテイストの家にするか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

壁紙はお家の印象やインテリアの方向性を決めてしまう重要なポイントの1つです。
新築注文住宅を建てる過程で、色や種類の豊富さからたくさんの種類の壁紙を使いたくなってしまいがちですが、色を使いすぎて落ち着かない空間になってしまったり、思っていた雰囲気とは違っていたりなど失敗もある為、注意しながら選ばなければなりません。

 

今回は理想の空間を創り出すための壁紙選びのポイントや、壁紙を有効活用した施工事例をご紹介します。

 

 

壁紙(クロス)の種類

一概に壁紙(クロス)といっても様々な素材や機能があり、それぞれに適した特性やシーンがあります。

 

・ビニールクロス

日本のほとんどの住宅で使われているのが「ビニールクロス」です。

塩化ビニール樹脂などを主原料とし、ビニールシートに紙などを裏打ちして作られています。

素材の特性上、多様な加工が可能なため、カラーや柄が豊富で、凹凸のあるエンボス加工など、様々なパターンの物が販売されています。

 

・紙クロス

パルプなどの紙を主原料としているクロスです。使われる素材が和紙であれば和室、絵画性の洋紙であればヨーロピアンなど素材感を活かした雰囲気づくりが得意なクロスです。

 

・繊維クロス

「織物クロス(布クロス)」には、木綿・麻といった自然素材を使ったタイプや、パルプ・ポリエステルなどの化学繊維素材、シルク素材・サテン素材など様々な主原料でできています。

高級感があり、重厚感のある雰囲気を演出しやすいクロスです。

 

・木質系クロス

薄くスライスした木材やコルクに、紙やアルミを裏打ちして作られたクロスです。

天然素材ならではの雰囲気や温かみを出しやすい素材です。

 

・無機質系クロス

自然素材の石や土、セラミックやガラスなどを主原料としています。近年では、リサイクル素材で作られた物も増えてきています。

素材を活かした個性的な物や、無機質なシンプルモダンのものなど豊富なデザインも特徴です。

 

・オレフィンクロス

「オレフィン」とは、ポリエチレン・ポリプロピレンなどの合成樹脂が主原料のプラスチックの一種で、ビニールクロスに近い性質を持っています。

塩化ビニールを原料とせず、燃えても有害物質が出にくい為、普及が進んでいるクロスです。

 

 

壁紙(クロス)の選び方

部屋のサイズや用途に応じて、壁紙の色や柄を選ぶポイントを解説します。

壁紙の色や柄が空間の雰囲気や広さに与える影響について考察します。

 

壁紙は面積が広いため、室内のイメージづくりには色選びが重要です。叶えたい内装のテイストや家具、照明との調和を意識しながら、色や柄を選びましょう。

壁紙を決定する際に、同時並行で他のインテリアも決めていくとテイストがちぐはぐにならず、バランスがとりやすいのでおすすめです。

 

また、サンプルを見られる際にもなるべく大きなサンプルを見たり、日光や採用する照明と同じ色など様々な明かりで照らして見たりするなど、実際に暮らしたときをイメージすることも、思っていたより色が濃かった薄かったなどの失敗防止策として大切です。

 

メンテナンスのしやすさや、ライフスタイルを考慮する

せっかくの新築注文住宅。長く快適に暮らすために、耐久性や機能性も考慮し、ライフスタイルにあった壁紙を選ぶことをおすすめします。

小さなお子様がいるご家庭は汚れを落としやすいフィルム加工のもの、ペットと一緒に暮らすなら耐久性の高い壁紙や消臭効果のある壁紙がおすすめです。また、キッチンや洗面所などの水回りは防水機能のタイプが良いでしょう。

空間ごとやライフスタイルに適した機能の壁紙を選ぶことで、長く快適に暮らしやすい家づくりに繋がります。

 

 

壁紙を活用した施工事例

実際にエルクホームズでご建築いただいた事例をご紹介いたします。

これから壁紙やインテリアを検討される際の参考にしてください。

 

・どんな家具とも調和しやすい清潔感あふれる白

どのようなテイストの家具やインテリアとも相性が良く、ベースカラーに一番選ばれている定番クロスです。

壁紙の色に迷ったら、まずは白を検討されてみてください。

木の雰囲気がいっぱいのLDKでくつろぐ平屋の邸宅

 

・子供部屋×ピンクベージュクロス

女の子のお子様のお部屋は柔らかなピンクベージュのアクセントクロスを。

お子様が成長されても馴染むよう、低彩度のピンクを選ばれているのもポイントです。

家族をつなぐ吹き抜け のびのび過ごせるリビングがある家

 

・まるでアートボードを飾ったようなクロス(ふかし壁×クロス)

目を引く色彩豊かなブルーのクロスはフカシ壁にすることで、アートボードのようなインテリアの一部になっています。

家事動線・収納計画・見た目の美しさにこだわった邸宅

 

・主寝室×お気に入りクロス

ご夫婦の好きなグリーンを散りばめられたお家。

ホワイトの建具と淡いグリーンが可愛らしい印象で、入る度に気分が上がる主寝室。

家族が集まる広々LDKを中心としたロフトや小屋裏収納など遊び心満載の平屋

 

淡いグレーベージュをベースクロスにして落ち着いた空間に。

ベッドリネンやペンダントライトも柔らかい印象で部屋全体が調和しています。

使いやすさもデザイン性もこだわった都会的な暮らしを彩る住まい

 

 

まとめ

今回は、部屋の印象を大きく左右する壁紙(クロス)を選ぶポイントについてご紹介しました。

新築注文住宅づくりの中で、白色だけでもここまで種類が豊富で選べるのは壁紙だけかもしれません。インテリアとのバランスを考えながら壁紙選びを楽しんでくださいね。

 

山口・広島で全邸自由設計の住まいづくりを行っているエルクホームズには、インテリアのプロであるインテリアコーディネーターが在籍しており、お客様の理想の住まいをお伺いして、1邸1邸にぴったりなインテリアをご提案しております。

 

山口・広島の新築注文住宅で理想のインテリア空間を叶えたい方は、ぜひエルクホームズにご相談ください。

 

 

 

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