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住まいの暮らしやすさを高めるエクステリアとは?

2024.07.04

#家づくりノウハウ

新築注文住宅を検討され始めたばかりの方にとって、「エクステリア」という言葉はあまり耳馴染みのないものかもしれません。

「エクステリア」は、家の中にあるソファやテーブルなどを表すインテリアの対義語としても使われており、庭や外壁などの建物の外観全体を表す言葉として使用されています。

 

新築注文住宅を建てる際は、建物の内装や間取りにこだわりたい方が多いためについつい後回しにされがちなのですが、住まいの外観を彩ったり、駐車のしやすさやプライバシーの保護などといった付加価値を与えたりもしてくれるため、その後の暮らしやすさに直結する部分でもあります。

 

そこで今回はより良い住まいづくりのために、新築注文住宅のエクステリアをこだわる必要性について解説します。

 

 

 

エクステリアとは?外構とエクステリアの違い

 

「エクステリア」とは一般的に「家の外まわりの空間」を示す言葉であり、「外構」とは建物の外にある構造物を指す言葉です。

「外構」は門扉・塀・フェンス・カーポート・庭などの様々な要素を含み、防犯性や丈夫さなどといった機能性で評価されることが多い要素です。

対して「エクステリア」は、建物の構造物というよりは建物の外観を含む空間や環境などの概念で用いられることが多く、装飾的な意味合いを込めて使われます。

 

つまり、防犯や目隠しという機能性を重視してブロックやフェンスで囲う工事を外構工事といい、そこにデザインや建物の空間全体を意識した設計を施すことがエクステリアだといえます。

 

 

エクステリアを構成する要素

 

上記の通り、エクステリアは住まいの外部環境について総合的に設計されるものであるため、構成する要素は多岐にわたりますし、住まう人によって必要なものも異なってきます。

ここでは代表的な物をご紹介します。

 

門扉

一般的には道路と住宅との境界線に作られる門の扉を指します。外から家を見たとき、最初に目に入る敷地の入り口です。

住まいに門扉を設けた場合、土地の境界がはっきりと分かるのでむやみに私有地に侵入されるのを防ぐ効果があるほか、プライバシーを守るなど防犯面でも役立ちます。

 

玄関アプローチ

門扉や敷地の境界線から玄関まで続いている通路のことです。

通路の素材には、タイル、レンガ、石材、コンクリートなどのさまざまな素材が使用されます。

見た目に美しいことはもちろん、毎日家族やお客様が通る場所として、滑りにくさ、歩きやすさなどに配慮して選ぶことが大切です。

 

ウッドデッキ

建物の前に地面より一段高く設置されたテラスのことで、リビングと一体化させることでアウトドアリビングを楽しめるようになります。

ウッドデッキの素材は大きく分けてメンテナンスの容易な樹脂製と、自然の風合いが魅力的な天然木の2種類があります。

 

家の敷地と道路や隣家との境界線を表し、多くの場合連続して敷地を囲うように施工されます。

防犯や、外から家の中を覗かれないためのプライバシー保護の目的で作られることがあります。

 

フェンス

外部からの目隠しの役割を果たしプライバシーを守りつつも、同様の効果をもたらす塀などに比べて風通しが良く、適度な開放感もあるのが魅力です。

さらに、門扉などと合わせて素材・デザインをコーディネートしたり、庭の植栽などを道路側からも楽しめるようにしたりすることで、街並みを美しく整える効果もあります。

 

カーポート

車を夏の強い日差しや雨・雪などから守る壁の無い車庫のことです。

カーポートを設けることで、夏場の車内の温度が上がるのを防ぎ、また雨や鳥の糞などの汚れも防ぐことができるので車のメンテナンスも容易になります。

 

 

 

エクステリアを検討する際のポイント

 

実際に使う場面をイメージする

エクステリアはインテリアと比べて普段接する機会が低いと思ってしまいますが、道路から玄関までの動線や庭の風通し、駐車場の位置など、実は毎日使うものであることが多い部分です。

そのため予め配置計画をしっかり立てておかないと、日々の動線が複雑になってしまい住みづらさに繋がってしまう可能性があります。

エクステリアの計画を行う際は、建物の間取りや住まう人の生活スタイルに合わせて適切な物を選びましょう。

 

防犯に配慮する

大切な家族と財産を守るために、エクステリアの工事計画を立てるときは防犯にも配慮しましょう。

かつては高い塀や重厚な門などが防犯に適していると考えられていましたが、近年では風通しの良いフェンスや防犯カメラなどを採用した死角の無い住まいが理想と言われています。

夜間の防犯対策として、人が近づくと自動で点灯する人感センサー付きのライトを採用したり、庭に防犯砂利を敷いたりするのもおすすめです。

 

建物とのバランスに注意する

建物よりも後回しにされがちなエクステリアですが、建物の設計と合わせて計画すると後悔しない住まいづくりに繋がります。

もし理想のデザインがあったとしても、建物を建てた後では建物配置や接道との都合が合わなかったり、またエクステリアに掛けられる予算が足りなくなってしまったりして、実現ができなくなる場合もあるからです。

建物との配色やデザインのバランスが取れた美しいエクステリアがあれば、夢のマイホームがもっと魅力的になることでしょう。

 

 

 

まとめ

 

今回はより良い住まいづくりのために、エクステリアとは何か、また新築注文住宅のエクステリアをこだわる必要性について解説しました。

住宅街を歩いていると、他とは雰囲気の違うおしゃれなお家に出会ったことはありませんか?その答えは家の第一印象を決めるエクステリアにあります。

 

外観をおしゃれに見せたり利便性や防犯性を高めたりと、エクステリアは住まいを彩り、ライフスタイルを豊かにしてくれる重要な要素です。

新しい住まいでの暮らしをよりよくするために、ぜひ新築注文住宅を検討する段階でエクステリアについても検討していただければ幸いです。

 

エルクホームズにはエクステリアプランナーが在籍しており、建物だけではなく、お庭もお客様のご希望をきめ細かくお伺いしてカタチにしていきます。

建物の外観を美しく魅せるデザインはプロのエクステリアプランナーならでは。社内スタッフだからスピーディな対応でお客様のご要望をしっかりと受け止め、心から満足いただける住まいを実現していきます。

 

山口・広島で注文住宅をご検討されている方は、ぜひエルクホームズまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

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