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「個室からリビングへ」便利なワークスペースづくりのポイント

2024.06.06

#家づくりノウハウ

働き方の多様化に伴い、テレワークや副業など自宅で仕事をする人が増えています。新築注文住宅を検討されている方からも、「住まいに仕事をするためのスペースが欲しい」とのご要望をいただくことも多くあります。

かつて「仕事部屋」といえば書斎などの個室を指すことがほとんどでしたが、近年においては大人から子どもまで家族全員がフレキシブルに使うことのできるスペースを「ワークスペース」として用意することの方が多いかもしれません。

 

今や新築注文住宅のトレンドともなっている「ワークスペース」ですが、仕事の内容によって必要な設備や広さは異なるため、実際の暮らしに合わせてよく検討する必要があります。

そこで今回は仕事をする場所として新築注文住宅にワークスペースを作るために注意したいポイントをご紹介します。

 

 

 

 

書斎とワークスペースの違い

 

勉強をしたり趣味を楽しんだりするスペースとして、住まいには以前から「書斎」が使われてきました。こちらは個室をイメージする場合が多く、基本的には1人で使うことを想定して設計します。

ワークスペースの場合は個室に限らず半個室やオープンタイプのものもあり、場所もリビングの横やキッチンのそば、2階のホールなど多岐に渡ります。

同時に使用できる人数もスペースの許す限りは自由なため、住まう人の暮らしに合わせて取り入れられるのが特徴です。

 

 

ワークスペースを設けることのメリット

 

ワークスペースを設置する1番のメリットは、パソコンやその他の仕事の道具を管理しやすくなることです。専用のスペースを設けることでよく使う仕事の道具をそのままにしておく事ができ、その都度デスクを片付ける必要もありません。

 

また書斎と比べると、将来的には仕事以外の用途でも使用できるのもメリットです。

長く暮らしている中では、働き方の変化や退職などのライフスタイルに合わせて仕事専用のスペースが必要なくなる時が来るかもしれません。

そんなときに、趣味の空間や子供の宿題スペースとしてワークスペースを新たな用途で使い続けることができます。

 

 

 

快適なワークスペースの取り入れ方

 

1.使用する人・目的を意識する

快適なワークスペースのスタイルは仕事内容や家族構成によって異なります。

静かな空間でとにかく仕事に集中したい方は、日中人の出入りが少ない寝室の近くなどに設けると生活音に影響されにくいですが、反対に程よく人の目や音が聞こえる方が集中できるという方もいます。

子どもを見守りながら作業をしたい方はダイニングからリビングが見えるように配置すると安心です。

大人から子どもまで自由に使えるスペースを作りたい方は、リビングの近くに設けたり、ファミリーライブラリーとして独立した空間を作ったりするのもおすすめです。

 

 

2.周囲に収納を充実させる

テーブルがあれば仕事はできると思いがちですが、周囲に収納を充実させるとワークスペースの使い勝手が格段に良くなります。

特にワークスペースでしたい作業に関する道具や資料などが多い場合は、作業効率が上がるように、物の出し入れのしやすさなど収納の使いやすさにもこだわりましょう。

手が届く範囲に仕事に使用する書籍やパソコン周辺機器などがまとまっていると、すぐに仕事に取り掛かれます。

 

 

3.使いやすいコンセントを用意する

現代においては、仕事にパソコンを使用する方が大多数だと思います。快適なワークスペースを作るには、仕事で使用するパソコンやライトなど、電源が必要になる機器を想定して使いやすい配置を考えておく必要があります。

 コンセントの位置や数が適切であれば、延長コードで掃除がしづらい、足をひっかけてしまうなどのトラブルも防げます。

 

 

 

まとめ

 

今回は仕事をする場所として新築注文住宅にワークスペースを作るために注意したいポイントをご紹介しました。

大人から子どもまで家族全員がフレキシブルに使うことのできるスペースとして人気の「ワークスペース」ですが、単に広いカウンターを作ればいいということではなく、使う人の目的や好みによって最適な形が異なるということをお伝えしました。

新築注文住宅に便利なワークスペースを作られたいという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。

 

エルクホームズでは専任の設計士がお客様の理想の暮らし方をヒアリングして、一邸ごとにオーダーメイドで間取りを作っています。ワークスペースの施工実例も豊富です。ぜひ一度ご相談ください。

 

 

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