「コミュニケーションが増えて家族の絆が強まる」と近年増加傾向にある、三世帯同居の住まい。

「高齢になる親が心配」「子育てのサポートがもっとほしい」「家計を節約したい」などの理由から、今は別々に暮らしているけれど、将来的には親との同居をしたいと考えておられる方も多いでしょう。

山口県では、支えあいによる子育てしやすい環境づくりとして、住宅に関わる事業者及び団体、行政等が連携して、三世代同居・近居を希望する方を支援しています。

支援のひとつが『やまぐち三世代同居・近居パスポート』です。

このパスポートを提示すると、協賛企業から割引などの様々なサービスを受けることができます。

今回はその『やまぐち三世代同居・近居パスポート』についてご紹介します。

本記事はこちらを参考にしています。

「やまぐち三世代同居・近居パスポート」について- 山口県ホームページ

https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/135/24278.html

やまぐち三世代同居・近居パスポートとは

山口県内で三世代での同居又は近居のために、住宅の新築・購入、増改築・リフォーム又は引越しを希望される方を対象に発行されるパスポートです。

協賛企業にパスポートを提示することにより、協賛企業から割引などの様々なサービスを受けることができます。

パスポートの交付は無料で、パスポートの有効期限は発行日から1年間です。

協賛企業のサービスには、不動産仲介手数料の割引、住宅の新築やリフォームの際の工事代金の割引、転居時の引越し料金の割引、住宅ローンの金利優遇措置、家電や家具の購入代金の割引などがあります。

利用対象者

山口県内で三世代での同居又は近居のために、住宅の新築・購入、増改築・リフォーム又は引越しを希望される方で、既に山口県に住んでいても利用可能です。

これから三世代同居・近居をする方も、既に三世代同居や近居をしている方も対象です。

利用対象者のうち子の１人は小学校終了前であることが必要です。妊娠中である場合も含みます。

また「近居」とは、親子と子の祖父母が居住するそれぞれの住宅が同一小学校区内又はその間の直線距離が２km以内にあることをいいます。

申し込み方法

「やまぐち三世代同居・近居パスポート交付申請書」に必要事項を記載の上、持参や、郵送、メール、Fax又は電子申請により山口県土木建築部住宅課住宅企画班までご提出ください。山口県住宅課のほか、県内市町窓口に持参により提出もできます。​

申し込み方法について、詳しくはこちら

「やまぐち三世代同居・近居パスポート」について- 山口県ホームページ

https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/135/24278.html

パスポート利用時の注意

協賛企業からサービスを受ける際には、必ず御利用前に協賛企業の窓口等に「やまぐち三世代同居・近居パスポート」を提示してください。

予約が必要な協賛企業については、予約の際に「やまぐち三世代同居・近居パスポートを持っている」とお伝えください。

原則として他の割引制度との重複使用はできません。

おわりに

核家族化が進み共働き世帯も増加している現代社会ですが、少し前までは当たり前だった「三世代で暮らす」というライフスタイルに再び注目が集まっています。

冒頭にもあったように三世代が同居することによるメリットは、生活費が抑えられたり、コミュニケーションが活性化したりということのほか、祖父母の育児・家事手助けが受けられるので、子育て世代の女性が就業しやすい環境が整えられるという部分もあります。

エルクホームズは子育て世帯等の経済的負担を軽減するこの取り組みに賛同しており、『やまぐち三世代同居・近居パスポート』の協賛店です。

山口県で将来的に二世帯住宅を建てられたい方や、ご実家の近くに新築注文住宅を建てたいと検討されている方は、ぜひこの機会にパスポートを取得されてくださいね。

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